アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなど、日々感じることを書いています。

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アメリカでレイオフ(リストラ)危機に直面する

私はアメリカでアメリカ企業に勤めていますが、働き始めて2年と少し、すでに2度のレイオフ危機に直面しました。

 

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結果的にはレイオフの対象とはならず無事だったのですが、そのくらい普通にアメリカではレイオフが起きるということです。

 

もちろん日本でも、シャープ、パナソニック東芝等のエレクトロニクス企業で見られたようにリストラされる可能性はありますが、アメリカと何が違うって、アメリカ企業は業績が好調であってもトップがやると決めれば人を切るということです。

 

日本では、他のあらゆる経費削減努力をしても業績不振がどうにもならない、いよいよ人を削らなくては‥となってやっとリストラに踏み切るというケースが多いと思います。というより、日本では正社員が簡単に解雇されないよう法律で守られているので、アメリカのようなノリ(?)ではリストラできません。

しかし、今回の私の会社のケースでは、

2期連続で最高売上・収益を達成、株価もぐんぐん上昇し最高値更新!

というようなイケイケな状況であったにも関わらず、私の属する間接部門で広くレイオフが行われました。

 

直近の状況を解決するために、ということではなく、中長期の目標を達成するためには○○%の削減が必要、という話になり、CFOトップダウンで約10%が退職を言い渡されました。

 

 

毎年の査定で、全社員がratingされており、基本的にはその査定で低い評価を得た人から切られるわけですが、

それ以外にも「この仕事はなくなります」、「このサイトはクローズします」というように働く場所や、職種によってバッサリ切られるというケースもあるので、パフォーマンスが良いからといって切られないとは限りません。

パフォーマンスが低いと切られる可能性は高まりますが、プロモーションして給料が上がると切られやすい(経費削減効果が高いため)という面もあり、長く会社に残るには実力と共に強い運(とおそらく政治力)が必要とされます。

 

こんなことが起こる度に、あぁ日本企業は安心でいいなぁと思いますが、そのレイオフの波を乗り越えると、人をカットしたことで会社の状況はより良くなったりするわけで、多くの仕事が自動化しつつあるこのご時世、早め早めに決断して会社の成長を促進していくというのは必要なことなんだろうなと思わされます。

もちろん自分が切られなかったからそんなこと言えるんですが。。

 

 

1年前には全社的に大規模レイオフが行われたのですが(全世界で12,000人カットされた)、それでも気づくと日々の仕事はまわっている‥というのが切ない現実です。明日私がレイオフされても、会社の業務に何の支障もないであろうと自信を持って言えます。誰かがなんとかできるんですよね。。

もちろん転職先も流動性が高く日本より探しやすいんだとは思いますが、にしても厳しい世界です。

 

 

ところで、そんなレイオフの話が出たとき、アメリカ人の国民性なんだろな~と思わされたことがありました。

同僚数人でレイオフがどうなるか‥という話をしていたとき、最終的には

「Keep positive, keep adding value!」

と言って会話が終了しました。

オフィスでの雑談中も引き続きジョークが飛び交っているし、こんな状況でも、公の場ではぐちぐち言うところを見せないんだな~と。

もちろんみんな心から不安に思っているし(実際オンラインではネガティブコメントが書かれまくっていた)、仲の良い友だちであればもっと心の内を晒しているんだと思いますが、数人以上が集まった場ではそんな感じでした。

日本人なら、もっと愚痴やネガティブコメントを大っぴらにする気がするし、顔にも出ると思います。が、それを出さずにポジティブに見せ続けることがアメリカ社会なんだろうなぁと、改めて文化の違いを感じた瞬間でした。

 

 

今回運よく無事だった私ですが、いつでも他の仕事を探せるようにスキルをつけておかないとなと、決意を新たにした出来事でした。

 

 

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