アメリカで暮らす、働く、育てる

アメリカの西側で4歳の娘を育てながらファイナンスの仕事をしているワーキングマザーです。税理士→外資IT→米本社勤務。アメリカでの共働き、マイホーム、お金、子育てなど、日々感じることを書いています。

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アメリカの裁量労働制と、卒業・就職シーズンの雑感。

卒業シーズンで、社会人になろうとする学生さんたちを見て、当時の自分は何を考えてたんだっけ?と思い返していました。

紆余曲折を経てアメリカで働くことになったわたしですが、そうしてたどり着いたアメリカの裁量労働制をけっこう気に入ってるよという話も書いています。

 

 

大学卒業後、受験生時代

大学4年生の私は、普通に就活をせずに、3年生から始めた税理士受験に向けて引き続き専門学校に通うことを決め、卒業後少しの間は派遣のようなかたちで働いていました。

 

それまではいわゆる良い学校に進み、世の中の一般的から外れることなく生きていた私だったので、大多数の友人がしている「新卒カード」による就職をしないという道を、不安にも思っていた時期でした。

 

自分の強みを作りたいと考えて勉強していたので、なんとなく就職するより私にとっては正しいはずと信じていたものの、友人たちが順調に就職、結婚、出産‥なんていうのを横目で見ていると、焦りを感じることもありました。

 

 

 

税理士から外資系企業へ。偶然アメリカ勤務に。

その後税理士業界に就職し、試験にも合格したのですが、わたしは4年を費やして資格を取った業界には今おらず、外資系IT企業に転職しました。

 

タックス関連の業務に携わりたいと思っていたのですが、

上司の「色々やってみた方がいいよ!」という独断と偏見により会社の売上予測、売上の〆め、といったことを担当するチームに配属されます。

 

2年半ほどそこにいましたが、やはりこの会社でタックスを一度みておきたい!と思い異動を希望。それが通った瞬間に夫の渡米が決まりアメリカに行くことになりました。

 

やっと自分の行きたい場所に行けそうだったのに、なんで今‥という気持ちもありましたが、当時妊娠していた私は、家族を優先させることに決めました。

 

その後休職を経て、アメリカで復職したわけですが、今となっては偶然たどり着いた今のこの場所、この働き方をかなり気に入っています。

 

 

アメリカの裁量労働制裁量労働制は悪いシステムではない

日本では現在裁量労働制についての議論が盛り上がっているようですが、今のわたしの働き方は、exempt employeeと呼ばれる、まさに裁量労働者です。

 

9時~16時くらいは、なんとなく誰もが稼働時間という認識がありますが、人によっては子どもの送り迎えに合わせて7時に来て16時くらいで帰っている人もいますし、私は日本時代の名残で8時半~17時半が就業時間かなという気持ちで働いています。

 

とはいえ、病院や家の修理などアポがあれば遅れて行ったり途中で抜けたりすることも可能ですし、今日はもう十分やったからもう店じまい!と思えば9時に出社したのに16時半くらいに退社することもあります。

長く働いても残業代はつきませんが、適当に他の日で調整しています。

 

これを日本で突然適用しても、「早く終われば帰っちゃおう」とか「家の水道が壊れて修理が来るので午後から行きます」とか、ちょっと難しいでしょうね‥。

有休取るべき!ってなるんですかね、私も日本にいたらできる自信ありません。

 

つまり、裁量労働制って、本当に労働者の裁量が尊重されるのであれば、特に子育て世代には融通が利いて最高だし、そうでない人にとっても、自分のプライベートと仕事の両立を自分で調整できてかなり良い制度だと思います。

 

 

ただし、日本のようにそれに対応する評価制度が整っていなかったり、マネジメント側の意識が変わらなかったりするのであれば、ただの残業代出ません制度となってしまうかもしれませんね。

 

 

人生に無駄なことはない

というわけで、裁量労働制がうまく機能しているアメリカで、フルタイムとはいえ余裕を持って働けている環境は恵まれているなと思います。

 

 

関係ない仕事をすることにはなったものの、税理士の資格が転職活動にプラスになったことは間違いないし、

大学時代の短期留学も、英語は大して上達しなかったけど英語を頑張る気にはなったし、それがあったから外資系企業への転職にもつながりました。

 

そして英語に苦戦しながらも外資系企業で働いたことで、アメリカで就職することもできました。

 

無駄なことばっかしてきたなぁ~と思ったこともあるけれど、短期的には成果が出なくても、関係ないように見えても、全部がつながってここにいるんだろうなと今は思います。

 

 

この春卒業してそれぞれの道に進む若者たちも、今思い描いているのとは全く違う場所に、10年後は立っているかもしれません。

 

人生に目標を持ち、プランすることも大事ですが、プラン通りにいかない人生も相当楽しいよ~と、無責任なことをお伝えして終わりにします。

 

 

 

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