今回はアメリカ人の仕事がどれだけ適当かというお話です。
アメリカで家を建てるシリーズ、いよいよクロージングが迫ってきました。
11/21がFinal Walk Through兼 New Home Orientationということだったので、その日までには家が一応完成している予定でした。予定。
外部のinspectorにinspectionをお願いすることに決めたので、その前営業日である金曜日にスケジュールしていました。
8時スタートと聞いていたので自宅で用意していると、inspectorから電話が入りました。
「家が全然readyじゃないから今日はinspectionできないよ!」
とのこと。若干興奮しているinspectorのおじちゃん。
プロジェクトマネジャーと話をして金曜日でオッケーと言っていたはずなのですが、電気ガス関係も終わっていないみたいだし、まだ各種作業が進行中だから今日inspectionしてもお金と時間の無駄だよと言われてしまいました。
とてもやさしいおじちゃんで、早朝遠くから来てくれていたのですが、今回はリスケ、今日の分はチャージしないよと言ってくれました。
結局、クロージング後にもしばらく有効なwarrantyがあるようなので、inspectionは必要そうであればクロージング後に再度依頼するということになりました。。
新築だし、ビルダー側でのinspectionもしっかりやってくれているので「念のため」のinspectionでした。なのでまぁいいでんですが。
$350ほどの予定だったのでお金が浮いたといえば浮きました。
さて、そんな感じで本当に間に合うの~と疑いつつ月曜日のオリエンテーションを迎えました。
9時スタートだったので自宅で用意していると、プロジェクトマネジャーから電話が入りました。
「土曜日に来るはずだった業者が来てなくて作業が終わってない。13時にはもうちょっといい感じになるから午後にするのはどう?」
と言ってきました。おーい!!思った通りだわ!
その日は月曜日、普通に仕事なので急なリスケは無理と伝えて9時に現場へ向かいました。
新居では、いろんな業者が鋭意作業中。全然終わってない。
家の設備等説明してもらいながら、気になるところがあれば青いテープを貼っていきます。
って気になるところありすぎ!!!
タイルの目地がちゃんと入ってなかったり、ドアに隙間があったり、窓がうまく開かなかったり、タイル貼り忘れてたり、キャビネットのドアがついてなかったり‥
家中青いテープだらけになりました。
日本だったら考えられないですよね‥それなりにちゃんとしたビルダーなんですが、それでもこんなもんです。作業してる人の多くはメキシコ人だしね、良くも悪くも適当です。にしても決められた日に作業に来ないってどういうことなんでしょうか。
あ~あ~という感じのwalk throughでしたが、3年アメリカに住んで、「ま、これがアメリカだよね」と言えるくらいの適当さを身につけました。
日本はリリースまでに120点を目指して仕事をするけど、
アメリカは75点くらいでとりあえずタイミングを逃さずにリリース、文句が出れば「Good catch!」とか言って後から修正する。
基本的にそういう仕事の仕方ですよね。もう、色んな事に期待しなくなったのでそんなにイライラしませんでした。
次の月曜には最終チェック。木曜からアメリカはThanksgiving Holidayなので、水曜日までに仕上げる必要があるはず。
きっと土壇場の追い込み力がすごいんでしょう、まぁなんとか形にはしてくるんだと思います。最悪その後でも直してくれるそうなので別にそれでもいいや。
そしてローン書類をレビューしていたらこちらにもミスを発見‥
ほんと、自己責任で色んなことちゃんとチェックしないとこわいです。
無事にクロージングできることを祈りつつ、4連休はパッキングにいそしみます!!
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